株価はなにできまるのか?について
利益とは
利益とはどれだけ社会に貢献できたかである。売上はお客様が提供する価値のもの以上の価値を感じたという証拠。粗利率は高価値のものをいくらで作ったかという指標。すくない原価で高価値のものを作った方が、お客様から評価されたということ。良いものを社会に提供している。販管費は価値創造のためのお金。すくない販管費で高価値のものを社会に提供したほうが良い。利益はどれだけ社会に貢献できたかの指標。
投資とは
投資することによって、企業はさらにいろいろな人に社会貢献ができるようになる。たくさんの社会貢献見返りとして、投資者は一部の報酬を享受する。投資とは将来の利益に行うものである。株価を決めているファクターは将来の利益しかない。
株価とは
株価とは、本来存在しないものなので、人が決めているものである。株価とは人が将来の利益をどう見るかにかかっている。しかし、投資する場合、会社側と投資者に情報格差が生じるため、情報格差をなくすため、アナリストが生まれた。そのため、株価は人が決めるものであるが、人々よりアナリストの方が詳しいので、株価はアナリストがきめていると言っても過言ではない。ただ、アナリストにもいろいろな人がいるので、アナリストの意見を合わせたコンセンサスを頼りに、株価は決まっている。
このため、株価はアナリストが将来の利益をどうみるかできまる。(*アナリストがいない場合は人が決めている。)
長期投資
長期投資とは、アナリストの意見が間違っていると考える場合おこなうことである。将来のアナリストが考える以上の恩恵があるのか。
株価が上昇する場合
株価は将来の利益によってきまるので、株価が上昇するのは
①利益の成長が加速して、将来の利益が増えると考える場合。
②下がり気味だった利益がここから反転して、将来の利益が増えると考える場合。
③外部環境の変化や、政策の変化など、ニュースで、将来の利益が増えると考える場合。
株価が将来の利益以外で上昇することはあるか
長期的には将来の利益で株価はきまるが、一日では需給も大事になってくる。
①ショートカバー。将来の利益が増えるのに、減ると考えている人が多い場合。通常よりも大きく動く。
株価を構成するのはセグメントごとの利益なのか
株価は将来の利益によってきまるのであれば、株価はセグメントごとの利益で決まるのか。
仮に下図のように利益構成がA40%、B35%、C25%と別れている場合、株価1000円だとすると、Aの構成が400円、Bが350円、Cが250円となっているのか。
この場合Aの事業の利益率があがって、額が5%アップするとすると株価は2%上昇する計算になる。2%=((400*0.05)+350+250)/1000