決算

株の評価を考える

期待値を高めるために、自分の決算分析の自信度で確率を定め、ロットとリスクリワードを考えたい。

 

大ポジ

+10%以上を狙う銘柄

株価チェックシートですべてプラスの点数になる。業績が悪かったが、業績が反転の兆しが見えた場合もこちらに該当する。

値幅が取れればPTSで狙いに行く。PTSの活用法は+5%のリワードが得られる場合(1日またぐリスクもある)

より突する場合も100万円全部さしにいく。プレミア2万円、リスク2万円程に収める。

決算の特徴としては、決算の焦点の部分が大幅にコンセンサスを上回っており、他も順調なパターン。

資金も100万円以上行ってもよい。こういう時は思い切る。ただし損をしても5%以内に収めるリスク管理も必要。(1日またぐリスクや自分が間違っているリスクを考慮)

例:

マネーフォワード 22期3Q 焦点の法人事業の成長加速、さらにコンセンサス以上

資生堂 22期3Q 利益がコンセンサスの3倍以上 焦点の中価格帯も回復 中国の減速も想定以下。

 

 

ポジティブ

+5%以上を狙う銘柄。

大幅な成長は実現できていないが、焦点はクリアしており他も順調。業績の大幅悪化が懸念されており、思ったより悪くなかった場合も該当する。

焦点がしっかり押さえられており、そのほかも問題がない銘柄。だいたいボラティリティーがあり、5%~10%で動くので、夜間3%以下ならPTSでも対応する。

寄り付きは60万円指しに行く。ただ、5-6%の指値位置にしていないと、ボラティリティーに狩られることもあるので、注意。

例:

フリー 23期1Q 焦点であった法人事業の伸びが着実に進む。

アスクル 23期2Q 焦点であった追加投資が想定内で他順調。

西松屋 23期3Q 2Qに下方修正 コンセンサスは会社計画を下回っている状態で、業績悪化も会社計画に対して進捗の良い決算を発表。PTSも下落。直近下落でショートカバーもプラス。思ったより悪くなかったも上がる。

 

ちょっとポジティブ

+2%を狙う銘柄。PTSで-5%以下なら購入。リスクも考えて-10%にならないという確信がる場合のみ。

焦点も業績もだいたい予想通りで、ショートカバーが入る場合。決算自体は悪いことが継続だが反転の兆しが見えた場合。

決算としてはネガティブ要素も多いが、光が見えてきている状態で底打ち感があるものや、直近下がっていたもので予想通りの決算だったためにショートカバーがはいるような決算。下から始まる場合には刺さるような指値を心がける。

一枚(約30万円程度)は指しにいってもよいが保守的な位置で、もう一枚はナンピン用で需給の乱れで指し値がささったら良いなという位置に指す。最大損失1万円ほど。

例:

ツルハ 23期2Q 営業利益はコンセンサス程度。利益率は好調維持。ツルハ単体の利益率も回復。上期販管費抑制も、水道光熱費の計画比10億円上振れが不安材料。ショートカバーもあるか。コンセンサス高く、期待通りの決算でサプライズはなかった。明確な焦点も見当たらなかった。

くら寿司 22期4Q ガイダンス弱含みも想定内。直近下落でショートカバー

神戸物産 22期4Q ガイダンス弱く踏みも想定内。直近下落でショートカバー

西松屋 23期3Q 業績が予想通り。直近下落でショートカバー

エニグモ 23期3Q 減速に限りが見えた。事業環境も以前より悪くなく、将来に少し光が見えた。

サイゼリヤ 22期4Q 業績は不振も会社の来期ガイダンスが強気

 

ニュートラル

決算がわからない時は素直にノートレにする。ノートレする勇気もお金を無くさないという意味では必要。

Tokyo Base 23期1Q 想定通りの決算で、引き続き事業環境も厳しい

 

ちょっとネガティブ

-2%以下の決算。ポジティブに見えるがネガティブ要素が見え隠れする決算や、直近で期待上げされていたもので、期待を超えてこなかったものの、利確売りがはいるパターン。

業績が予想通りのロングカバーや、決算自体はよいが、暗雲が立ち込める要素があった場合。

指値は上で始まった場合のみで、同様

 

例:

 

ネガティブ

-5%以下。見た目以上に中身もわるいパターン。決算が掘る可能性もあるならいく。中身が悪いパターン。

大幅な成長が実現しておらず、焦点が悪かった場合。

金額は60万円までは指しに行ってもよい。なんぴんは需給の乱れた時用の位置に指す。

例:

 

大ネガ

-10%以下の決算。逆張りはしない。あまり触らないほうが良い。

グロースの成長速度が鈍化した場合。焦点の部分が大幅悪化していた場合。

例:

プレミアアンチ 22期4Q 注目のDUOの売上が大幅ダウン

 

 

 

 

 

 

 

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