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機関のアルゴ売買を考える

例えばA社の決算がとてもよく機関が5億円分の購入を考えたとして、(機関が金額ベースで考えているのか、株枚数で考えているのかは、知らないので調べる)、一気に買うと値段が吊り上がってしまうので、株の売買をアルゴリズムに取引を任せる。

その際に使われるアルゴリズムを理解することによって、私自身の利益の最大化を図れると考えた。

アルゴリズムとは

ある特定の問題を解いたり、課題を解決したりするための計算手順や処理手順のこと。コンピューターで処理するための具体的な手順を記述したものがプログラム。

アルゴリズム取引とは

注文の開始、タイミング、価格や数量、発注後の管理など注文のパラメーターについて、人手の介入をなくして(あるいは最小化して)コンピューターのアルゴリズムが自動的に決定する金融商品の取引。

アルゴリズム取引は①証券会社が開発し、投資家に提供するものと、②投資家が自ら開発するものとが存在する。

①には、典型例なものとして、VWAP型などが存在する。②には、自らの投資戦略に応じて、多様なものが存在する。

アルゴリズムの取引戦略

アルゴリズムを使った取引戦略は様々だが、決算トレードは主にニューストレーディングに分けられる。イメージとしては、決算がでた後に機関が購入するまでに購入して、機関のアルゴが購入した段階で売り抜け利益を得ようという試みである。

個人投資家のエッジは判断の速さと資金額である。証券会社は投資家が戦略をたて、証券会社にいたくして購入するプロセスをふむため、判断に多少のタイムラグが生じる。

以上より、エッジを最大限活かして、利益を拡大するためには、機関が使用しているアルゴリズムを理解する必要がある。

主なアルゴリズム取引(機関)

VWAP

取引執行単価が売買高で加重平均した日中の平均価格に近付くように大口注文を分割して発注する投資戦略。

TWAP

取引執行単価が日中の平均価格に近付くように大口注文を分割して発注する投資戦略。

Participation

売買高への関与率が一定となるに売買を行う投資戦略。

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